【本当は話したくない】私の事業失敗体験と学んだ3つの教訓【借金450万円】

「【本当は話したくない】私の事業失敗体験と学んだ3つの教訓【借金450万円】」のアイキャッチ画像
アップロードした画像起業したい人

「起業したいけど、やっぱり怖いなぁ」
「いろんな人の経験から学んで、しっかり備えたい」

このような方に向けて書いています。
(この記事は2分で読めます。)

山口彰吾山口彰吾
【20代法人経営者】【起業失敗経験あり】
の私、山口彰吾が過去の体験を語ります!

〈結論〉総まとめ

✔︎大きな成功体験も、絶対に勝つ自信もあったが、2ヶ月で事業は失敗に終わった

✔︎事業の失敗から「3つの教訓」を学んだ

✔︎失敗したが全く落ち込んでも、諦めてもいない、むしろわくわくしている

「いつか独立したい」と夢見る全ての方々へ。ぜひ私の失敗も活かしてください。

|私の事業失敗体験

2020年4月。
私は一ヶ月前の3月にオープンした自分の店を、閉店する決意をしました。

●自信満々の起業前

私は、社会人1年目から京都で訪日外国人観光客の接客に携わってきました。
1年目は飲食店で。2年目、3年目はそれぞれ違う伝統文化体験施設の講師を務めました。

私は日本伝統文化が大好きで、接客も大好きです。いきなり天職を見つけたと思いました。

特に2社目の「体験事業Kyoto Samurai Experience」では、世界で最も利用されている旅行サイト「TripAdvisor」のレビューランキングでレッスン・ワークショップ部門 京都市1位 / 全国3位を獲得しました。私の人生で最初の成功体験です。

そしてこの成功体験に背中を押され、2019年末頃、ついに起業を決意。

2社目で一緒に働いていたプロの尺八・箏奏者のビジネスパートナーと、

山口彰吾山口彰吾
「和楽器の演奏を聞ける文化体験施設を作ろう!」

と決めました。

「こんな内装にしたいな、こんなおもてなしがしたいな…」
それから毎日事業のことを考え、心を踊らせました。

「楽器演奏OK」の物件がなかなか見つからず苦労しました。しかし最終的には、そこそこの家賃で立地も悪くない、角地のぴかぴかな京町家に巡り合いました。

「これはきっと運が自分を味方している!」そう本気で思いました。

しかし悲劇は、ここから始まります。

●突如襲ってきた「コロナウイルス」

オープンした3月頭。コロナウイルスの話題がどんどん大きくなっていきました。

山口彰吾山口彰吾
「まさかそこまでひどいことになるはずがない…」
「あんなに旅行客はいたんだから…!」

そう信じて、目を逸らし続けました。しかし現実は残酷なほど私達から希望を奪っていきます。

4月頃には飛行機は一切飛ばなくなりました。そして日本でも緊急事態宣言が発令。旅行客はおろか、日本人ですら外を出歩けなくなりました。

美しい桜が咲き乱れる中、京都の町から人が消えました。

スタートアップは「去年と比較していくら利益が下がった」という証明ができないため、補助金などの支援を受けることはできませんでした。事業のために投入した資金は、もう底が尽きることが目に見えていました。

4月末の夕暮れ。私は涙を堪えながら、ビジネスパートナーに事業を廃止する旨を伝えました。
「何があっても絶対に幸せに働ける環境を作ります!」そう誓った言葉は、ただの嘘になってしまいました。

自分の夢と希望を懸けた私の店は、たった2ヶ月でのれんを完全に下ろすことになりました。

|私が学んだ3つの教訓

私が事業の失敗から学んだことは3つあります。

  • 未来に「仮説」を持つこと
  • 「最悪のシナリオ」に備えること
  • 「9割の起業は失敗する」ということ

それぞれを詳しく説明します。

●未来に仮説を持つこと

よく言われる「今を生きろ」という考え方の意味を、私は履き違えていました。

「今を生きろ」という言葉の意味は、決して「未来のことなんて考えるな」という意味ではありません。
「未来のことを不安に思う暇があるなら、今に集中しろ」という意味です。

今何をするべきなのかを理解するために、未来(目標)を具体的に想像すること、つまり「仮説思考」は絶対に必要です。(仮説思考とは?

未来に仮説がなければ、地図も持たずに、目的地もなく、ただ走っているような状態です。
ただ目的を決めるだけではなく、そこまでの道筋を間違っていても良いのでいったん仮定する必要があります。

私は「未来のことは、未来にならないと分からない」などと言い訳をして、このことを怠りました。
事業を作る上では、致命的なミスです。

●最悪のシナリオに備えること

事業を始めようとする人はみんな、「まさか自分が失敗するはずがない」と思います。
失敗すると思って独立する人なんていないですよね。

しかし、そこが落とし穴です。
事業主、経営者は強い芯を持ちながらも、「究極のネガティブ」でなければいけないと思いました。

私は「コロナウイルスがそこまでひどいことになんてなるはずがない」と決めつけ、最悪のシナリオに備えることを怠りました。その結果、使う必要のなかったお金を使い、散財してしました。

他の起業失敗話を聞いても、このミスはよくあります。
私が大尊敬しているマコなり社長さんも、一度このミスで事業が倒れかけたそうです。

●9割の起業は失敗するということ

さすがに事業が廃止になった直後は、かなり落ち込みました。
しかし、そこからいろいろと勉強する中で「事業は基本的に失敗するものだ」ということを学びました。

大切なことは、「失敗から学ぶこと」「諦めないこと」の二つです。
一度失敗した程度で折れるようでは、全く起業家に向いていないと思います。

|まとめ

私の夢と希望、そして全財産を注ぎ込んだ事業は、たった2ヶ月で幕を閉じました。

私はそこから3つの教訓を得ました。

  • 未来に仮説を持つこと
  • 最悪のシナリオに備えること
  • 9割の起業は失敗するということ

結果、私は500万近い借金を抱え、一からスタートすることになりました。

しかし、全く落ち込んでいませんし、諦めてもいません。
むしろこれから一生語れる面白いネタを手に入れたと思ってニヤニヤしています。

ただし、大きく失敗をしてしまい、取り返しがつかなくなってしまう人も中にはいます。
ぜひ私の失敗も参考にして頂いて、みなさんもがんがん挑戦されてください。

成功する人は、才能がある人でも、環境に恵まれた人でもない。
「成功するまで諦めなかった人」です。