【ベンチャー志望 閲覧注意】本当は話したくない、私の「ブラックベンチャー」体験談【嘘のような本当の話】

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「ベンチャー企業って、キラキラしててかっこいい!」
「今の時代、大企業でちまちまやるより、ベンチャーで活躍しないと!」

こんな方に向けて書いています(約2分で読めます / 「まとめ」だけでも内容が分かります)。

山口彰吾山口彰吾
【転職経験 3回】【20代法人経営者】
の私、山口彰吾が解説します!

これから就職する方、もしくは大企業でしか勤めた経験がない方。ベンチャー企業に憧れる気持ちはよく分かります。

しかし「若い」「少人数」ということは、そのままデメリットでもあります。「ベンチャー企業は、ちょっとリスクはあっても、きっと自由に働ける」と思っているのであれば、大間違いです。

ベンチャー企業だからこそ、監視の目が行き届いておらず、社長が好き勝手やっている会社も少なくありません。ベンチャー企業もしっかりと精査して、選択しないととんでもないことになります。

本記事では、それをせずに「ブラックベンチャー」で痛い目を見た私の体験談と、どうすればホワイトベンチャーを見分けることができるかをご紹介したいと思います。

〈結論〉総まとめ

✔︎ベンチャー企業だからこそ、社会の監視が行き届かずにブラック企業になりやすい

✔︎私のブラックベンチャー体験談は全て、一切「盛りなし・嘘なし」の実体験

✔︎ホワイトベンチャーを見極めるポイントは、「社長を信頼できるかどうか」

|「ブラックベンチャー」の恐怖

私が、某ブラックベンチャーに勤めていたのは、2018年2月〜2019年7月の1年半の間です。当時、その会社ができて2、3年目くらいでした。

京都の地で訪日外国人観光客に対して、伝統文化体験を提供していました。メンバーは途中で入れ替わりがたくさんありましたが、10人を超えることはありませんでした。

これから記すことは全て、一切「盛りなし・嘘なし」の実体験です。

●雇用契約書・就業規則・給与明細・健康保険証・タイムカードの「5なし」

  • 入社する時に会社と社員が結ぶ「雇用契約書」
  • 働く上でのルールをまとめた「就業規則」
  • 給料の内訳のなどのを記した「給与明細」
  • 会社から支払っている保険料でもらえるはずの「健康保険証」
  • 毎日何時から何時まで働いているかを記すための「タイムカードシステム」

これら、全てありませんでした。

法的な観点から考えると、「雇用契約書」は実は必須ではありません。また「就業規則」は社員10名以上からは必須ですが、9名以下ではいりません。そうは言いますが、基本的に用意するものです。

「給与明細」「健康保険証」「タイムカード」がないことに関しては、完全に違法です。

給料の内訳がどうなっていてその金額を支払っているのか、会社は社員に詳細を伝える義務があります。ちなみに、この会社に勤めていた1年半、私の給料はずっと「定額・端数なし」でした。明らかにお金をどこかで抜いていたことは明白です。

給料から保険料を差し引いているのにもかかわらず、「健康保険証」を渡していないことも当然違法です。私はこの会社に勤めている間に第一子が生まれましたが、健康保険証がなかったため、全額負担でした。

会社は社員が何時間働いているかを報告する義務があるので、タイムカードがないことも違法です。タイムカードがないということは、当然残業している証明ができないため、残業代が出るわけもありません。

アップロードした画像過去の私

「あの…給料明細とかはもらえないんですか?」

アップロードした画像ブラック社長

「ん?たいしたこと書いてないから、要らんでしょあれ」

…途方に暮れました。

●私物のパソコン・スマホは会社の物

伝統文化体験を提供している会社だったため、お客様からWEBサイト・電話経由で予約が入ります。その予約を受け付けるための「パソコン」「スマホ」は全て私の私物でした。

つまり、24時間365日予約の対応をしないといけないことは当然のことながら、スマホの通信料ももちろん私個人が支払っていました。

海外のお客様が多いため、時差の関係で電話がかかってくるのはいつも深夜・早朝。朝3時に、ユーゴスラヴィアの方と電話をしたのを、今でも覚えています。

私が勤めていた1年半の間、1日もちゃんとした休みはありませんでした。

●ハラスメント祭

ブラック企業は毎日ハラスメント祭です。当然、私が勤めていた会社も例外ではありません。

アップロードした画像過去の私

「お客様のために、〇〇をした方が良いと思います…」

アップロードした画像ブラック社長

「いやお前は、『はい、かしこまりました』だけ言ってれば良いから」

…こんな会話は日常茶飯事です。


また当時の私の同僚は、酔っぱらった勢いで社長に着ていたシャツを、後ろから抱きつかれ破られています。

アップロードした画像同僚A

(シャツを破られて)「え、何してるんですか?」

アップロードした画像ブラック社長

「はぁ?お前こんなことで怒るの?ありえねーわー」

…言葉を失いますよね。

|「ホワイトベンチャー」の見分け方

結論:
「自分の考えを発信している」「価値観が一貫している」という二軸で、「社長を信頼できるかどうか」を判断すること

それでは、どうすれば「ブラックベンチャー」と「ホワイトベンチャー」を見分けることができるのでしょうか。

理念、福利厚生、事業内容など、「良い会社」を見極めるためのポイントは、数多く存在します。

その中で、私がおすすめしたい見極めポイントは「社長を信頼できるかどうか」です。

特にベンチャーのように小さくて若い会社は、経営者の権限は絶大です。その会社の環境や文化は、社長の価値観そのものです。

例えば、パワハラをしてくるような上司がいた場合、上司はもちろんのこと、そんな人を上司の立場にした社長にも責任がありますよね。

でも、働く前にどうやってその社長を信頼できるかどうか分かるの?

その条件は、下記の二つです。

  • 自分の考えを発信している
  • 価値観が一貫している

経営者が何を考えているか分からなければ、その会社を信用することはできません。つまり、その社長が会社のブログやSNSで「発信している情報」に注目しましょう。

一部の調子に乗っているベンチャー経営者は、自分の自慢話や、遊びに行ったことばかりを発信しています。こういう人は極めて危険です。

また、そもそも情報発信をしていない、または社員が「社長は何を考えているのか分からない」と言われている社長は論外です。


そして、その発信している情報から、その社長の価値観が一貫しているかどうかを見極めることが重要です。

「なぜ経営者をしているのか」という信念が不純、もしくはぶれぶれという経営者は、発信している情報を見れば分かります。

さらに理想的なのは、その会社で1年以上働いている社員さんに話を聞くことです。社内にいれば、その社長の価値観が一貫しているかどうかは、一発で分かります。

※この見分け方については、私が尊敬してるマコなり社長さんの動画からアイデアを頂いています。

|まとめ

私の「ブラックベンシャー」体験談と、その体験から見出した「ホワイトベンチャー」の見極め方についてご紹介しました。

私が過去に働いていたブラックベンチャーは、雇用契約書・就業規則・給与明細・健康保険証・タイムカードの「5なし」で違法な経営をしていました。

また、24時間365日一切休みはなく、あらゆるハラスメントは日常茶飯事でした。

ブラックベンシャー・ホワイトベンチャーを見極めるために非常に重要なポイントは、「社長を信頼できるかどうか」です。

そして信頼できる社長は、「自分の考えを発信しているかどうか」「価値観が一貫しているかどうか」を見れば分かります。

日本からブラック企業が消滅し、全員が幸せに働ける社会になることが私の夢です。